生理痛がひどくて、薬を飲んでもよくならなくて
仕事や学校を休まなきゃならないことがある
時々、そうやって休むほど生理痛がひどいという話を
聞くことが最近、増えてきた気がします。
生理痛は他人それぞれ体質のように違っていて、私は若い時は軽いほうだったので、休むことなんてなく、運動なども普通にしていましたが、更年期に入ってからは出血量が増えたり、お腹の痛みがあったりなんてこともあります。
学生の時は、クラスメイトに1人や2人だけだったのですが、最近はネットの情報もあるからか本当に苦しんでいる人が多いと最近、特に増えたように思います。
生理中は、身体が怠かったり、眠い、頭痛や腰痛、動きづらい、出血が多くて洋服が汚れてしまったりと、その間の悩みや身体の症状が辛くて仕方ないと思う人も多いと思います。
そんな辛い症状が少しでも緩和されて、少しでも楽に過ごせるようにと思い記事にしました。
生理痛の原因は？
生理痛の原因として聞くのが、子宮筋腫や子宮内膜症・卵巣のう腫、子宮腺筋症などもあるようです。
それぞれの特長と症状について調べました。
| 特長 | 症状 | |
| 子宮筋腫 | 子宮にできる良性の腫瘍で、筋肉のこぶと言われていて、子宮筋腫の正確な原因は不明で遺伝的な要因、ホルモンの影響、妊娠、出産の経験などが関与している可能性があると言われています。 | 生理不順または過多な出血 下腹部の圧迫感や痛み 頻尿や排尿障害 性交時の痛み |
| 子宮内膜症 （しきゅうないまくしょう） | 女性の生殖器の一部である子宮内膜が子宮の外に成長してしまう状態を指します。通常、子宮内膜は月経周期ごとに子宮内で増えて、妊娠が起こらない場合には出血とともに体外に排出されます。しかし、子宮内膜症の場合、この組織が子宮の外に存在するため、炎症や組織の異常な成長が生じることがあります。 | 生理痛や骨盤痛などの症状を引き起こすことがあります。 生理痛が通常よりも強く、性交痛、排尿痛、排便痛なども報告されています。 不妊症が子宮内膜症の症状として現れることもあります。 |
| 卵巣のう腫（卵巣嚢胞） | 卵巣にできる液体で満たされた袋状の塊です。これは通常、卵巣で発生します。 多くの場合、卵巣嚢胞は良性であり、症状がないまま自然に解消されることがありますが、時折症状を引き起こすことがあります。 | 一部の場合、大きなのう腫があると、腹痛、腹部の圧迫感、排尿や排便に関する問題などが発生する可能性があります。 |
| 子宮腺筋症 （しきゅうせんきんしょう） | 子宮内の腺および筋肉組織に発生する病変を指します。これは良性で、一般的にはがんではありません。 子宮腺筋症は比較的まれで、詳細な原因や発症メカニズムについてはまだ完全には解明されていない場合があります | 激しい生理痛や不規則な出血です。 生理痛が通常よりも強く、痛みは通常月経期間中に最も重症になります。 子宮の拡大や腫れが起こる場合もあります |
それぞれの病気については、症状と身体検査に基づいて行われます。
その他には、必要に応じて超音波検査、CTスキャン、MRIなどの画像検査、組織の一部を取って行う生検などで診断されます。
治療方法はどんなものがあるの？
| 子宮筋腫 | ・症状がない場合や軽度の場合は、特に治療が必要ないことがあります。 ・症状が重症である場合は、薬物療法（ホルモン治療）、手術（子宮筋腫摘出術など）、子宮動脈塞栓術（子宮動脈塞栓術）などが選択されることがあります。 |
| 子宮内膜症 （しきゅうないまくしょう） | ・子宮内膜症の治療には、薬物療法（鎮痛薬、抗炎症薬、ホルモン療法）、手術（子宮内膜組織の除去や子宮摘出術）、生殖補助技術（不妊治療）が含まれます。 ・個々の患者の症状や希望に基づいて、適切な治療計画が立てられます。 |
| 卵巣のう腫 （卵巣嚢胞） | ・大半の卵巣のう腫は手術なしで治療できます。 ・小さなのう腫は観察され、自然に解消されることがあります。 ・大きなのう腫や症状がある場合、手術が必要な場合があります。 |
| 子宮腺筋症 （しきゅうせんきんしょう） | ・軽度の子宮腺筋症では、症状を軽減するために鎮痛薬や抗炎症薬が処方されることがあります。 ・重度の場合や、症状が軽減されない場合は、ホルモン療法や手術が検討されることがあります。 |
子宮筋腫や子宮内膜症では、妊娠に影響する場合があるので
妊娠を望む場合は早めに、緩和する方法に取り組んだほうがよさそうです。
子宮筋腫が妊娠に与える影響は様々で、一部の女性は問題なく妊娠し分娩できますが、一部の女性では流産や早産などの合併症が発生する可能性があります。
子宮内膜症は不妊症の原因となることがあります。ただし、不妊治療を行うことで、妊娠することが可能な場合もあります。
緩和する方法はどういうのがあるの？
生理痛を緩和するって、薬を飲むくらいしか、思いつかない。
他にも方法があるの？
鎮痛剤を飲めば楽になるけれどね。
できれば、根本から緩和できるのが、いいよね～
鎮痛剤は一時的によくなるけれど、結局は時間がたつとまた痛くなるから、飲まなきゃならない。しかも、飲んでるうちに効かなくなるって話はよく聞くし・・・ならば、どうすればいいかってなると思います。
鎮痛剤の使用や手術を避けたいという人もいると思います。その場合は、日常生活を見直すのが一番かと思います。
食事はもちろんのこと、水分の取り方や布ナプキンの使用、生活リズムなどなど、取り組むことはいくつかありますが、一度は取り組んでみてもいいのかと思います。
痛みが緩和されて、出血が少なくなることで、日常生活が楽になり、心も身体も軽くなるのでないかと思います。
＼自宅でできる生理痛を緩和する方法／
まとめ
今回は、生理痛がひどくて悩んでいる女性に向けて、少しでも緩和する方法をお伝えしたいと思いました。女性であれば、毎月数日間の生理がありますが、腰痛や頭痛、疲れやすい、眠たい、出血が多くて、動くのが億劫等の症状があると思います。少しでも、その数日を快適に過ごせるようになっていただければと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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